【インターン経験談】果敢に挑戦したからこそ見えた「自分らしさ」

コロナ禍でできることって何だろう…?長期インターンシップで何を得られるの?

そのように迷っている学生さんへ。迷いながらも果敢に挑戦した学生さんの体験談をぜひご覧ください!

■プロフィール
名前: 平石さん
大学:武庫川女子大学
インターン先:株式会社アンビシャス
活動内容:営業活動
期間:2021年2月~2021年7月(3回生)


―なぜ長期インターンシップに参加しようと思ったのですか?

高校生の頃から早く社会経験がしたい、働きたいという意欲がありました。
高校までの受身な姿勢ではなく、ゼロから自分で何かを生み出せる人に成長したいという思いが強かったんです!

また、大学入学時に4年間の学生生活の計画を立て、その時点で長期インターンシップをすることを決めていました。
1dayなどの短期のインターンシップでは、時間が短いため(企業や業務などが)わからないところが多く、自分が求めているものと違うなと思い、長期で行うことにしました。


―JAEのインターンシップを知ったきっかけは何でしたか?

大学のキャリア関係の授業を受けた時に先生からJAEの長期実践型インターンシップを紹介されました。

求めていた頃にちょうどこのインターンシップを紹介されたので、今振り返ってもそのチャンスを掴んでよかったなと思います!


―インターン先をアンビシャスにした理由は何でしたか?

応募時に挑戦の機会があると知り、そこに惹かれました。
学生でも開発から出店まで全ての業務を経験させてもらえることや、学生をフォローしてくれる環境があることにも魅力を感じました。

いっぱい挑戦して失敗できる環境があるのは、自分にとって大きかったですね。実際に面接時にも社員さんから、失敗する中で学び成長してほしいと言われました。


―インターンの目標をお聞かせください。

自己成長面の目標は、
①「ゼロから何かを生み出したい」という思いをより具体化する
②行動に移せる自分に成長する

業務面の目標は

1店舗出店すること でした。


―アンビシャスでのインターンシップ内容を教えてください。

アンビシャスはトランクルームを運営している会社でして、最初の3ヶ月はトランクルームにご契約下さるお客様の対応及び業務理解を進めました。

トランクルーム現地に赴き、取り扱い等の説明、契約手続きをしていました。
その後3ヶ月はトランクルームを開店するための物件を探す業務をしていました。

営業と捉えていただくと分かりやすく、主に不動産関係者、管理会社や家主様を対象にアンビシャスにとっても先方にとっても納得できるよう、賃料交渉や借りる条件交渉をしていました。

―インターンシップで難しかったことは何でしたか?

お客様(不動産関係者)に契約内容を納得してもらうことです。

営業する際にお客様のお店に入っていくことや、初対面の方に商品説明をするのにすごく勇気が必要でした。
学生ということで引け目に感じたり、知識量が不足していたりして、お客様と対等な関係でコミュニケーションを取って信頼関係が築くことが難しかったです。

最初は挑戦するためにインターンシップを始めたのに、だんだん挑戦が億劫になってしまってしまい、罪悪感を抱き、自信をなくしていきました。


―そうだったんですね...。そのような中、どのようにこの状況を乗り越えたのですか?

社員さんに相談し、お話する中で自分の特性に気づいたのがきっかけです。
もともと完璧主義な考え方を持っており、いつも「自分を変えないと」と考えていました。

しかし、部署を超えていろんな社員さんに相談に乗ってもらう中で、固定概念が砕ける瞬間がありました。

そこから、自分自身を変えるばかりではなく、自分らしさを活かしていこうと思うようになり、失敗に対する恐怖心もなくなっていきました。

また、業務面でも変化が出てきました。お客様とのやり取りで、これまではこちらが必死に説明して、一方的なやりとりをしている感じだったのが、徐々に会話のキャッチボールができ始めました。
お互いの要望を出しあうことで、お客様が提案を快く受け入れてくださるようになりました。


―凄い変化ですね!まさに対等な関係が作れたと言えますね。それにはどういう自分らしさが活かされたと思いますか?

自分らしさである「礼儀を重んじること」「丁寧さ」だと思います。

お客様からずっと堅いって思われていたんですよね。
礼儀を重んじようと思っていましたが、むしろ相手からは関わりづらいと思われてしまっていました。

そういう自分を変えなきゃと思いましたが、裏を返せば丁寧であったり誠実であったりとも捉えることができるなと...。
だから罪悪感を抱くことなく、相手を想った丁寧さや礼儀を大切にしようと考えるようになりました。


―自分の特性をポジティブに捉えることができるようになったのですね!ここまで振り返ってみて、このインターンシップでどんなことを得られたと思いますか?

自分の将来の目標を達成するために逆算して行動に移す力です。

例えば将来の目標を達成するには、自分の将来をより具体化する必要があります。
具体化するにはまず知ることが必要だと考えたら、就活で積極的に企業説明会に行く...というふうに行動に移しています。

私は将来、起業したい思いがあり、まだ世の中にないもの、私だからこそ生み出せるものを生み出したいと考えています。

この力も得ましたが、それよりも凝り固まっていた価値観が崩れたというイメージがあります。崩れたがゆえに今は何でも吸収できるなと思います!

―実際経験したからわかる長期だからこその良さは何ですか?

長期だからこそ、自身の本質と向き合うことができると思います。

短期の場合であればその期間のみ自身を取り繕うことも可能です。もちろん、それでも日頃の癖は出ますし、隠していることもバレていますが...笑

そもそも過ごす時間が短いという点で、自身の弱点を他者から直視されることを免れます。
しかしながら、それでは成長にフォーカス出来ません。

成長の第一歩は自己理解です。
長く共に過ごすことで、自分自身の理解だけでなく、他者が理解する自分を知り、それらの比較によるギャップを知る事ができ、更なる自己理解につながります。
自身の問題点を認めることでやっと改善に踏み出すことができ、PDCAを回していけます。

そして、PDCAサイクルを身につけることで、インターン後の人生における様々な事象に応用することができます。もちろん、就活にも応用可能です!


―いわゆるバイトで学べることとインターンではどう違いましたか?

インターンを行うにあたり、無償で働くことに抵抗がある学生は多いかもしれません。実際、私も大学の友達には半年もタダ働き?と、引かれました笑。

しかし、無償だからこそ、自身の成長のみに時間を使えると思います。
無償だからこそ、結果を求められない環境で、学生という身分で、生活がかかっていない労働の中で、自身の仕事に何を求めるのかを追及できる期間だと。

それが、どれだけ有意義で贅沢なことかをインターンを体験して皆さんにも知ってほしいです。


―最後に、インターンへ参加するか悩んでいる学生へ一言お願いします!

向いてる人は向上心のある方だと思います。
少し厳しいかもしれませんが、インターンをしたからといって必ずしも内定に繋がる訳ではありません。

また、インターンを出社しきったからといって、面接で話せるエピソードが生まれることもありません。

インターンでぶつかる壁にどのように立ち向かったのかが重要だと思います。ゆえに、インターンから何か1つでも学び取り、糧にしてやろうと思える方が向いていると私は思います。


インタビューを終えて

インターンシップを通して、いい意味で自身の価値観が壊された平石さん。
「変わらなければ」と焦っていたところから、自分の良さを活かしたいと思えたのが素敵です。

壊されたからこそ見えた自分の強みを、これからの学生生活で思う存分発揮してほしいです!

コロナ禍でも今できることに目を向けて行動を起こした平石さんのように成長したい人は、長期インターンシップに挑戦してみませんか?

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